未経験の方が仕事の内容がイメージしやすいように、乗組員の一日を例にご説明いたします。
一日の勤務時間
今回ご紹介する機関部では半日を0時～4時、4時～8時、8時～0時の3つの当直に分け、それぞれの当直ごとに機関士と機関部員又は操機長の計2名、もしくは機関士のみ1名で当直を取ります。このため、1人の乗組員は1日2当直8時間の勤務となります。
労働時間自体は1日8時間なので、基本的に陸上の一般的な仕事と変わりませんが、8時間を2回に分けて1日に2回仕事の時間がやってくるのが、陸上の仕事との大きな違いです。
また、突発的な作業が発生した場合、時間外労働が発生することがあります。
実際の一日の流れ
下の例は8時～0時の当直を取る機関部員の一日の例です。
01:00～06:00
睡眠
06:00
起床
06:30～07:00
朝食
07:00～07:40
当直まで自由時間
07:40～8:00
当直交代の為、機関監視室へ
当直者が全員揃ったところで当直引継ぎ
08:00
当直業務開始
11:40～12:00
次直者がそろったところで当直引継ぎ
機関監視室を出る
12:00～12:30
昼食
12:30～16:30
午後の休憩時間
16:30～17:00
夕食
17:00～19:40
午後の休息時間
この時間に仮眠をとる人も
19:40～20:00
当直交代の為、機関監視室へ
当直者が全員揃ったところで当直引継ぎ
20:00 当直業務開始
23:40～24:00
次直者がそろったところで当直引継ぎ
機関監視室を出る
24:00～01:00
入浴
01:00～
次の当直に備えて就寝
